五十肩 ・夜間痛のある肩の痛みは神経から治す!  五十肩 ? 凍結肩 ?

専門家にも読んで欲しい,なかなか治らない肩の痛みの‘なぜ’

五十肩が治らないのはなぜか!?


五十肩 痛い 凍結肩

 五十肩と一括りにされる「肩の痛み」にはたくさんの人が悩まされています.

これは治療者側も同じです.

 今回は,五十肩 と言われる,何をしたわけでもないのに痛みが出てきて,

夜間寝ているときにうずくような痛みで目が覚める.

 

そんなやっかいな肩の痛みについてのコラムです.

 

五十肩 とは・・・?


五十肩とは,‘凍結肩’や‘肩関節周囲炎’という病名になることが多いようですが,

加齢とともに起きる、きっかけのない肩の痛みのことを総称です.

つまり,【五十肩】という病名はありません.

なので,仮に五十肩と呼んでも色々な症状や原因がありますので,

〇〇をしたら必ず良くなると言う事はありません.

それぞれの原因に合わせた治療が必要になります.

 

肩の痛みの総称であり,軽症のものから重症のものもあるので,

  • 「ほっといたら良くなった」
  • 「痛みを我慢して無理やり動かしていたら良くなった」

という話もよく聞きます.

 

ここでは,

  • 動かさなくても痛い
  • 関節が固くなる,関節拘縮がひどい
  • 痛みが長く続く

タイプの最も治療に難渋する 【五十肩】に絞ってコラムを進めます.

 

このようなひどい五十肩は強い痛みが長引き,約2年も肩の痛みや関節の固さに悩まされます.

この固さは【関節拘縮】と言いますが、

治療家のなかでもなかなか難渋する症状の一つです.

 

骨折して手術をするような大けがでも,そう長引くことはなかなかありません.

肩の痛みは,なぜこんなにひどい痛みが長引くのでしょう??

今まで考えられてきた痛みの原因は本当か?


なぜ痛いか?」がわからないため,治療方法も適切なものが無くなかなか治らないのでしょう.

 

‘ 五十肩 ’をインターネットで調べると,

  • 腱板炎
  • 関節周囲炎
  • 滑液包炎

などが痛みの原因であるように書かれています.

 

さらに「なぜそうなるか?」については,

  • 肩甲骨の動きが悪い
  • 腱板というインナーマッスルの働きが弱い

事などが出てきます.

 

確かにそれらが原因で,肩関節周辺の構造物に炎症が起きて痛みが出ることはあります.

 

ただここで考えなくてはならないのは,

  • 普通の炎症であれば安静時の痛みで目が覚めるようなことは少ない
  • 2年間も症状で悩まされるということは考えにくい

 

事です.

五十肩 の ‘ 病態 ’ を再考する

 


 

ここからは,ひどい五十肩で発生する,肩関節の固さ(拘縮)と 夜間の痛み から原因を考えてみます.

肩 こり マッサージ 治療

 

  

五十肩 の固さ(拘縮)について考える

 

 五十肩による肩の関節拘縮は,肩の痛みが出てから一か月くらいすると出てきます.

痛みが関節の固さより先に発生するので,関節の固さが痛みの原因ではなさそうです.

 

固くなった肩を動くようにする手術(マニピュレーション)をしたとき,

関節を包んでいる袋(関節包)の,後方下部前上方の腱の隙間に破綻した部分があり,

肩周囲の筋肉に所見はなかったことから,

拘縮は筋肉ではなく関節包原因という事が分かります.

五十肩 治療 夜間痛 関節拘縮 マニプレーション
拘縮肩のマニプレーションによる破綻部位 (出典:肩関節,2001;25巻第2号:305-308.)

この関節包が原因となる拘縮,つまり急激な関節包の変性はなかなか起こり得る事ではありません.

股関節や膝関節など他の関節で考えても,単純な炎症や変形でこのような急な変化は起こりません.

 

ひどい五十肩で発生する関節の固さは関節の炎症や変形に由来するのではなく,

何らかの特別な理由で急激に関節包が縮むという事になります.

 

では何がこの肩関節の拘縮の原因でしょうか?

これについては下で詳しく解説しますが,実は関節包が縮んだ場所を細かく解剖すると,神経の変性(神経が傷んだ状態)が観察できる事が分かっています.

神経が関与する可能性を意識しておいてください.

 

五十肩 の痛みから考える

次に五十肩における痛みです.

特に動かした時の痛みではなく,寝ている時など動かさないのに痛い夜の痛みがあります.

 

この【夜間痛】については議論されるところではありますが,

よく言われるのは,【関節内圧;関節の内側の圧力】の上昇が原因とされます.

 

この考えに至ったのは,

  1. 痛みがある人の関節内圧を測定すると,内圧が高い人が多かった
  2. 肩関節は,起きている姿勢より寝ている姿勢で関節内圧が高い
  3. 内圧を低くする手術をした結果,痛みが治まる人が多かった

などの研究結果に基づくものです.

 

これをみると関節内圧の上昇が夜間の痛みに関与していると考えられますが,

関節が固くなったときには関節包が縮んでいるため,内側の圧力も当然高くなります.

 

起きている姿勢 と 寝ている姿勢の違いによる,内圧の変化のためという考え方ですが,

腕を三角巾でつるようにして,内圧を大きくなるような姿勢にしても,

痛みがひどくなる例に出会ったことはありません.

 

そうすると内圧の変化がすぐ痛みに影響するわけではないようです.

 

手術により圧を下げると痛みが改善される人が多かったのは確かですが,

手術をした全員の痛みが消失するわけではありません.

 

ブロック治療で痛みが改善する理由にもあることですが,

手術操作によって痛みを発する物質が洗い流す(Wash out)事になったためか,

感作など神経因性の痛みが麻酔の効果で緩和された可能性もあります.

 

以上から考えると,関節内圧が直接痛みの原因と考えるのはやや短絡的で,

何より始めに関節包が縮むという理由がわからず,内圧の上昇に至る理由が説明出来ません.

 

内圧の上昇は原因というより結果と考えるのが妥当です.

 

そして,痛みの場所です.

 

夜間痛など五十肩で訴えが多いのは上腕の外側です.

腋窩神経 外側上腕皮神経 

図で大よそ黄色い線が通っているあたりです.

この黄色い線は,首から始まり脇の下を通って腕の外側に来る神経です.

ほとんどの方はここの痛みを訴えます.

 

さらに臨床にいる治療家の方に試して欲しい圧痛点は,

  • 頚部C5横突起部
  • 胸背神経の腋窩走行部
  • 筋皮神経上腕遠位走行部
  • 長胸神経及び外側胸神経の小胸筋下走行部

です.

ほぼ全例に圧痛を認めるはずです.

 

また,前腕にかかるまでの神経をストレッチしてみてください.

強い疼痛を訴える例がほとんどです.

 

つまり,頚部から起因する神経にそって関連痛ないし放散痛が生じているという事です.

 

関節が急激に固くなる場所や痛みの場所には,どうやら神経が関与していると考えられます.

 

神経は,【痺れ】や【筋力低下】があるまで大きく取り扱われませんが,

水面下,潜在的に症状はあります.

 

それを示すのが,Renaut 小体(神経終末の漿液性球状変化)です.

凍結肩例の腋窩関節包部を細かく剖検すると認められる変性です.

Renaut 小体についてはその解剖学的意義については,未だ議論の余地はありますが,

慢性的に絞扼を受けている部分に発生すると考えられます.

 

このような限局された神経障害は電気診断学検査で捉えられない事もあり,病態理解を難しいものにしている可能性があります.

 

少し難しくなりましたが,重要なのは,

関節包の短縮や痛みがある場所は,首の5番目から通ってくる神経に沿って生じており,

 

肩関節だけで痛みが発生している訳でなく,神経の影響も考えるべきという事です.

五十肩 の原因は?


五十肩 疑問 考え方 イラスト

普通のケガでは起きない,五十肩と呼ばれる異常な痛みや関節の固さはどこからくるのでしょう?

 

上記に神経の関与について強く言及しましたが,他に神経由来の症状として考えられる事実を提示します.

 

このような異常な痛みは,複合性局所疼痛症候群(CRPS)と呼ばれる神経因性(神経が原因)の痛みと似通っており,このCRPSは五十肩同様に関節拘縮も生じます.

 

また,強い痛みがあるのは

  • 男性より女性で多い
  • 甲状腺機能異常の人に多い
  • 糖尿病の人に多い
  • 高脂血症の人に多い

事が分かっています.

 

前述しましたが,関節が固くなる原因は関節包の後方下部に多く,

この部分は変性している神経(Renaut 小体が多い事が分かっています.

この神経の変性は血流が悪いところに見られます.

 

女性は50代頃からホルモンバランスが乱れ,動脈硬化が進みやすくなります.

甲状腺機能異常の人も血栓が出来やすくなったりして血流障害が生じる可能性があります.

糖尿病,高脂血症の人も動脈硬化になりやすいことが分かっています.

 

これらから考えると,五十肩による異常な肩の痛みや関節の固さは,

  • 神経因性の症状と似ている
  • 神経の変性が認められる
  • 血流障害が生じる疾患で多い
  • 血流障害の部位と神経変性が一致

 血流障害と神経による原因で発生している可能性も視野に入れて考える必要があります.

炎症を生じた関節は,神経の作用で動かさないでいると痛みを感じやすくなったり,

神経の揺変性から考えても,動かない事で神経因性の疼痛が増悪するため,

夜間の痛みも説明が出来ます.

 

様々な神経に対するストレスから痛みが生じる機序を図に表します.

五十肩 模式図 神経痛

痛みの場所から考えても神経の影響を受けている事はほぼ間違いないでしょう.

さらに神経は複数の個所で圧迫されると症状を起こしやすい(ダブルクラッシュ症候群)性質があります.

 

元々首の5番目は変形を起こしやすい場所で,

それぞれ痛みのある場所は筋肉や骨を縫うように走っており,その影響もあると考えられます.

 

つまり,関節が固くなるようなひどい五十肩の正体は,

【神経】の影響を強く受けているだろう という事です.

 

この考えはまだ広まっていませんが,まず間違いありません.

 

五十肩・・・治療に必要なことは?


 肩  腋窩神経
黄色の線が問題の腋窩神経

ここからは,ひどい五十肩の正体を【神経】由来すると捉えて治療の方針を考えます.

 

神経は複数の場所で圧迫を受けると症状が出やすくなり,

さらに圧迫と引っ張るストレスを受けると神経の変性は進みます.

 

肩関節包の後方下部には,頚椎の5番目から分かれる神経があり,

わきの下を通って関節へ向かいます.

 

頚椎の5番目は頚椎症などの症状が多く,神経の圧迫が起こりやすい場所になります.

また,わきの下も筋肉や骨に挟まれた場所を神経が通るため圧迫を受けやすくなります.

腕を動かすことで神経を引っ張る力も受けるため神経の変性が起こると考えられます.

 

首の骨(頚椎)は本来,前に沿って(前弯して)いますが,姿勢の崩れなどから骨の並びが真っ直ぐになってしまったり(ストレートネック),

反対に前に曲がってしまったりして,神経の負担となります.

肩から腕にかけての筋が緊張していたりしても神経を圧迫します.

 

頸椎症 レントゲン 五十肩

典型的なストレートネックのレントゲンです.

首の痛みだけでなく背中まで至る放散痛があり、夜も眠れないとの訴えがありました.

右図の青く表示されている神経に沿って痛みが出ます。

 

胸椎 姿勢 骨
赤い部分が胸椎 肋骨との関節もあるため姿勢に影響が大きい

このような状態を考えると,神経の通り道に余裕を持たせる必要があります.

 

首については姿勢を意識することも重要です.

背骨,特に肩甲骨の高さあたりが丸く猫背になると,頚椎はどうしても曲がりやすくなります.

 

また,首と頭を支える筋肉が機能的に働かなかったり,単純に筋力が不足していも首を安定させられないため症状につながる可能性があります.

 

肩甲骨から肩にかけてのストレッチやリラクセーションも行いましょう.

普段働いていない筋肉は少ない刺激で緊張しやすいため,エクササイズを通して筋肉を柔軟にしておく必要があります.

 

さらに神経は筋肉を貫通するところで圧迫や伸張ストレスを受けやすく,この部分を改善すると症状が激変する可能性もあります. 

五十肩 及び 肩の痛みに対する当施設での方針


治療 肩 

当施設では,

  • 神経組織への対処(*神経リリース)・・・**Neural Flossing ・Ischemic Conditioning (神経への直接的処置)
  • 頚・胸椎周囲のストレッチ・・・首の動きは胸椎の動きにも影響;より効果的なストレッチ方法
  • 鍼灸施術による除痛
  • 当該部位への電気刺激・・・鍼を用いて深部までの通電刺激が可能

  姿勢改善やエクササイズを通して体調を整えることも出来ます.

*神経リリースについてはこちら

**Neural Flossing

神経の伸張性・滑走性にアプローチする方法です.

神経は潤滑液のようなものの満たされていますが,この体液性因子にも好影響があると考えられていますが,

これについては科学的な根拠はまだ示されていません.

実際,解剖上神経の変性は,漿液性の変化と言われていますので解剖学上も有用なアプローチと考えられます.

 

Ischemic Conditioning

血流をコントロールするアプローチです.

血液が少ない状態で引き起こされる,身体の治癒力が向上するシステムを利用したもので,

心筋梗塞や脳梗塞などにも応用され,血流制限下トレーニングもその理論が組み込まれています.

 

血流の問題や神経の影響から,五十肩・凍結肩に関する問題を考えてみました.

今までの治療が著効しない以上,新しい観点から病態を考え直してはどうでしょう?

 

そして,私のような理学療法士や鍼灸師など,治療にあたる方,

この肩の問題だけにではなく全ての疾患に対して言える事ですが,

これをしたら良くなる” という How to ものに囚われず,

病態から理解して治療方法を考える事が必要なのを忘れないでください.

 

 

 

今回のコラムは,五十肩・凍結肩と呼ばれる症状をひも解き,その原因と改善方法を考えられる範囲で述べましたが,原因を特定するものではありません.

 

石川県金沢市 スポーツと身体のケアなら  

Sept. Conditioning Lab.   㐂楽鍼灸整体院    

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↓ コラム ↓


美容鍼に合わせて行いたい日常の注意点

美容鍼をご利用の方にはなるべくお伝えしてるのですが,伝えきれてない事もあるかも知れないのでここでまとめてみます.

 

日常生活の中での少しの習慣を見直す事で美容面や体調面に変化がありますので是非試してみてください.

美容鍼 健康

身体は食べ物から出来ている!

まず大事なのは,食べ物です!

身体は食べ物からできているので

  • どれくらいの量か?
  • 何を食べたか?
  • 何を飲んだか?

によって,体調や美容に大きく影響します.

 

体重の管理,ダイエットだと考えやすいですね.

『食べれば太るし食べなければ痩せる』

遺伝的体質によって個人差はありますが,基本的にはこの原則です.

 

【何を】というのももちろん大事です.

栄養素はおおよそ,炭水化物・タンパク質・脂質で大別されます.

それぞれの割合がどうなっているかでも身体への影響は変わります.

 

炭水化物ばかりだと血糖値が上昇しやすく,高血糖の環境に慣れてしまうと血糖のコントロールが難しくなり糖尿病を引き起こしかねません.

 

タンパク質が不足すると筋肉が分解されてしまうため,同じ体重でもしまりのない緩んだ身体になってしまいます.病的に不足すると浮腫みなども引き起こす可能性があります.

 

脂質はg当たりのカロリーが最も大きいので,脂質を多く含んだ食事を続けると太ると言われます.

ただし,重要な細胞膜を構成するのは脂質であるため,脂質がないと組織が健全に保てない可能性もありますので脂質も大事な栄養素です.

最近はω-3脂肪酸としてアマニ油やエゴマ油,魚油などが注目されていますね.同じ脂質でも内容によってまた違います.

 

 

エゴマ油

美容という意味合いで考えれば,それぞれの栄養素をバランス良く が大事ですが,現状の平均的な食事から考えると,炭水化物を少なめにタンパク質を意識して摂りましょう.

エゴマ油もあると一番ですが,まだ良質のエゴマ油は手に入りにくい状態ですので,魚類を意識して摂るようにしましょう.

ビタミンや他のミネラルも大事ですので,サラダや海藻類も忘れないように.

 

もちろん個人の健康状態によって違いますので注意が必要ですが,食事の注意を続ければお肌のハリやうるおいが変わってきますよ!

美容鍼で皮膚表面の血流が良くなって潤ったお肌も続きやすいです.

 

 

 次は水分についてですね.

よく『2ℓを目安に水分を摂る』と言いますが,まさにその通りです.

 

夏場は暑かったり,脱水や熱中症のニュースも多いため水分摂取は進みますが,寒くなってくるとどうしても水分の摂取は減ります.

この時期は暖房などで乾燥もしますから,水分摂取が減っているのにあいまって肌のうるおいが失われがちです.

肌のうるおいがなくなると,皮膚のバリア機能も下がるためニキビなど吹き出物も出やすくなります.

また,脱水状態になると身体が水分を蓄えようとして浮腫みやすくもなるので,肌のうるおいのためだけでなく水分を摂る事が大事です.

 

さらに水分が少なくトイレに行く回数が減ると身体の老廃物がたまり思わぬ体調不良を引き起こします.

実際に経験した話だと,尿酸値が上がり痛風になりかけた,とか胆石が発見された,などがあります.

 

水分摂取は習慣としないとなかなか難しいので,例えばですが,

  • 食事の際に必ずコップ1杯水を飲む
  • 午前中と午後にコップ1杯飲む
  • お風呂と寝る前に1杯飲む

など決まりごとにしておくと一定量の水分摂取が期待出来ます.とてもおすすめの習慣です.

便秘も解消される事が多いですよ.

 

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ピッチングやバッティング,ゴルフスイングなど決められた場所でパワーを生み出す方法

野球 ゴルフ バッティング ピッチング 投球

バッティング,ピッチング,ゴルフスイングの原則

ゴルフスイングは基本的に両脚が動かない状態で行います.

野球のバッティングもボックス内で,スイング中は一歩踏み出すだけの決められた範囲です.

ピッチングも同様にプレートに足を付けた状態から,一歩踏み出すフォームです.

 

この決められた範囲で出来るだけ大きいパワーを生み出す必要があります.

そのパワーを生み出す方法について解説します.

 

野球やゴルフで悩んでいる人は↓も是非

【投球全体の詳しい解説】⇒理想の投球フォームとは

【バッティングについての解説】⇒バッティングフォームの科学

【ゴルフスイングについて】⇒スコアアップのためのスイングバッティングのゴルフスイングの違い~スライスに悩む人へ~

投球・【投げる】からパワーの源を考える

それでは本題に.

いかにパワーを生み出すかについて【投球】を例にします.

野球と比べた時,同じ動作でもある程度自由に動ける【クリケット】での投球を観ます.

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よく分かるゴルフスイング~85切るまでならコレでいける~

スコアアップのために必要なスイング

スコアアップを目指すゴルファー向けのコラムです

 

技術的な要素は80後半までが目安

 

前半はゴルフ初心者のため、

80台を目指すゴルファーへ、前半部分もスイングの見直しにおすすめです!

 

飛距離を伸ばすためのパワーの作り方は↓を読んでください.

飛距離を1ヤードでも向上させる下半身の使い方

 

ゴルフクラブについて

 

まずはゴルフクラブ

基本的にクラブは新しい物がいいですが,

ゴルフを始める人にとって新品のクラブで始める方は少ないでしょう.

選べるのであればより新しい物で,

ドライバーなど【メタル】は大きめのヘッド,シャフトは人によりけりですが固すぎず柔らか過ぎなければ大丈夫です.

反対に柔らかいものや固いもので特性を理解して振るようにすればゴルフは早く上達します.

 

アイアンはキャビティタイプが良いです.

スイートスポットが広めでミスショットが打ちやすいので、モチベーションの維持にも良いです

ゴルフアイアン

キャビティタイプ

クラブの後ろが凹んでいる

ミスショットが出にくい

マッスルバックタイプ

クラブが平ら

操作性は良いがミスショットしやすい


キャビティはヘッドが大きく当たって飛ぶスイートスポット(芯)が広いので,スイングが安定しない初級者でも打ちやすいのがポイントです.


マッスルバックはヘッドが小さのでスポットは小さいですが,操作性が良いためボールの方向性やボールの曲がる量をコントロールしたいゴルファーなど上級者に向くと言えます.


以前プロはほとんどマッスルバックでしたが,キャビティとマッスルバックの中間のハーフキャビティを使う選手も多くなりました.

個人的にはマッスルバックの見た目が好きです!

 

ゴルフスイングについて

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神経リリース 〜新しい身体へのアプローチ〜肩こり・腰痛などに

神経リリース 概説

末梢神経 腰痛 肩こり

神経リリースとは?


【骨格調整】と【神経フロッシング】,【ストレッチ】をメインとした神経に対するアプロー
神経の圧迫や伸長ストレスから解放する事が目的

神経リリースの適応は?


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お肌のシワの原因は?毎日3分で出来るシワ予防

顔のシワは美容とって大きな課題です.

ではシワが出来てしまう原因はなぜでしょうか?

 

シワと言っても原因はいくつかあります.

多くは加齢とともに肌のハリが失われ,たるむ事によってシワになる事です.

この場合,こまめに肌に栄養や刺激を与えてあげる事で少しでも肌のハリを維持する事が重要です.

次は浮腫みですね,浮腫みがひどくてもたるみと同様のシワが出来てしまいます.

浮腫みの対処方法については,こちら⇒【顔の浮腫みに効くフェイシャルマッサージ】を参考にしてください.お顔がすっきりしますよ!

 

そして忘れがちですが,一番若い時からも起こりやすいのが,筋肉が縮んでしまう事で起きるシワです.

これは私が一番予防してもらいたいシワの原因になります.

加齢も影響しますが,若年からシワになるため早めの対処が大事なのです.

 

では筋肉が縮む事が原因のシワとはどういう事でしょう?

表情筋 顔 美容 筋肉

顔の筋肉のイラストです.

筋肉が原因で起こるシワの多くは,

  • おでこ
  • 目の周り
  • 口の周り

です.

おでこから注目していきましょう.

おでこの筋肉は縦に走っていますね.

その筋肉が縮んだとすると上下から皮膚が寄せられるようになります.

これがおでこの横シワになります.

 

目の周りはどうでしょうか?

目の周りには.円の形をした筋肉があります.

これが縮む事で,皮膚が目の中心に寄るようになり,余った部分が目じりや目頭のシワになります.

さらに皮膚がたわんで部分は目の下のシワとなります.

 

口周りは多数の筋肉が付いていますね.

頬骨から口元の筋肉が縮むと嫌な【ほうれい線】となってしまいます.

アゴの真ん中の筋肉が縮むとゴルゴ線なんかにもなったりします.

ボトックス ボツリヌス

筋肉が縮んだ事が原因の『シワ』に対すしてよく知られる対処法は,

【ボトックス】ですね,ボツリヌスを打つ事で筋肉を緩めてシワを取るという手段です.

ただしボツリヌスの効果は約3ヶ月程度,効果が切れるとまた固くなってシワになったり,

筋肉が働かなくなる事で表情が不自然になったりしてしまいます.

 

筋肉が固くなってしまう原因として,顔の筋肉は積極的にストレッチが出来ないからです.

身体の筋肉はストレッチをすれば少しでも柔らかくなるイメージがありますよね,

顔はそのように出来ません.

厳密に言えば,『眼瞼拳筋』というまぶたを挙げる筋肉を使う事で,目の周りの筋肉をストレッチは出来ますが,

とても難しく要領を得るのが大変です.

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顔の浮腫みに効くフェイシャルマッサージ

美容鍼 マッサージ 小顔 フェイシャル

朝起きて,『目が腫れぼったい』とか『顔が浮腫んでパンパン』という経験ありますよね...

大きめのスプーンを当てたりする対処方法は知られています.

 

今回その浮腫みをとる効果を最大限にする3分で済むマッサージを紹介します.

浮腫んでいるとは?

’浮腫んでいる’とはどういう事かというと,身体の水分が皮下の組織に溜まっている状態です.

 

ある程度の水分は必要なのですが,必要以上になると浮腫みとして現れます.

通常水分は血管から組織側に移動します.

そして組織で余分な水分は【リンパ管】へ移動し,最終的にまた血管へと戻るようになっています.

 

何らかの理由で,組織の水分が多くなると浮腫みとなります.

この原因は,

  • 血管からの水分移動が多くなる
  • リンパ管への水分の移動が少なくなる

事です.

 

予防法は様々ですが,すぐ出来る対処法としては,

組織に溜まっている水分をリンパ管側に押し流してあげる事が一番です.

そのために,まずはリンパ管の機能を改善させてあげるとさらに効果的です.

 

血液は,心臓の拍動による圧力で血管中を流れるようになっていますが,

リンパには,水分を押し流す力はほとんどありません.

これが浮腫みなりやすい理由でもあります.

 

ただし,リンパ節にはモーターのような機能があり,リンパ管中の水分を押し流す働きがあります.

ですのでまずリンパ節の働きを活性化させない事には浮腫みは取れにくくなります.

リンパ管 フェイシャル 美容法

顔の図になりますが,緑色の線がリンパ管になります.

緑色で丸くなっているところがリンパ節です.

 

特に大事なのは目の近くにリンパ管ですね,そこに関係する目の下と耳周りのリンパ節を活性化すると目の腫れぼったい感じはだいぶすっきりします.

あごのリンパ節もフェイスラインが整うので押さえておきたい場所です.

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スポーツが上達するには!?~いわゆる運動神経のために~

スポーツ 運動 発達

理学療法士 × 鍼灸師 × アスレティックトレーナー の鈴木 勇祐です.

解剖学や運動学,生理学を基に医学,スポーツ科学の観点からスポーツに関する情報を解き明かします.

 

今回はスポーツが上達するには何が必要かを記事にします.

それぞれのスポーツについては,別で記事にしますのでそちらも参考に.

スポーツの上達とは,【運動における技術の上達】とします.

ですので,走るのが速くなるとかジャンプ力についてはまた別の記事とします.

 

ただし,走ることもジャンプすることも【技術】が関与しますので,無関係ではありません.

 

まず運動時の脳内の働きを少しだけ解説していきましょう.

身体を動かす時,頭のなかでは!?

 

 スポーツが上達するとは,‘身体を思い通りに’,‘自分がイメージするように’動けるようになるという事です.

そのためには,どういう順序のもと身体が動いているかを知る必要があります.

 

運動学習 運動神経 スポーツ

身体を動かすとき,まず脳内で身体を動かすプログラミングが行われます.

このプログラムが正確かどうかがまず運動のパフォーマンスに影響します.

 

そのプログラム通りに電気信号が神経を伝い,筋肉に到達することで身体が動きます.

 

このとき,実際“身体が動いた”という感覚が脳内に戻る事を【フィードバック】(赤矢印)と言います.

これは非常に重要な事柄です.

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