ストレッチしても全然体が柔らかくならない!
そんな人はいませんか?
それは実はポイントがちゃんと押さえていないストレッチをしているからなのです.
兎にも角にもまずやってみましょう!
本当に効果があるかどうか見るために,まず床から指が何cmまで前屈出来るかを測って⇓の動画の一番目のストレッチだけやって再び前屈してみてください.
どれくらい指先が床に近づくでしょうか!?
いかがでしたか?
背中が曲がってしまったり,腰が斜めに向いたりすることが多いのでそこさえ注意すればかんたんに出来るストレッチかと思います.
そして一番大事なのはストレッチの効果ですね.
5cmくらいは柔らかくなった人が多いと思います.
なかには10cmくらい変わる人もいるはずです.
普段のストレッチでは柔らかくならないのに,なぜ効果があるのかを解説しましょう.
前屈の体の柔らかさ,【柔軟性】とは何で決まるのか?
前屈する場合の体が『固い』理由は,
- 神経の長さ
- 筋肉の長さ
- 関節自体の固さ
におおよそ分類されます.
上の図の色の部分と照らし合わせるとわかりやすいと思います.
体の固さと言うとついつい『筋肉が短くなっている』とか『関節が固い』などと言ってしまいがちですが,必ずしもそうではありません.
女性の場合,関節は柔らかいですが前屈が出来ないという人も多いです.
つまり【関節そのものの固さ】と【前屈の柔軟性】は必ずしも一致しません.
近年『体が固い』という人のほとんどは神経の影響を受けていることが多いようです.
なのでまず神経の長さを調節することが体を柔らかくする必要な条件であると言えます.
上の動画の一番目のストレッチがそれに当たります.
【神経フロシング】という概念になりますが,神経の滑走性や長さを調整することで神経をより動きやすくしてあげることが出来ます.
前屈の柔軟性だけでなく【肩こり】などにも応用出来ます.
神経の長さを調節した上で筋肉のストレッチを行うので,筋肉のストレッチにも必然と効果が現れやすいのです.
ストレッチを継続すれば間違いなく前屈の柔軟性は向上しますので1日1回を目安にやってみましょう!
腰痛のある方にもオススメですよ.
また肩こりや首の症状でお困りの方はこちら⇓のコラムも参考にしてください.
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