遺伝子から考えるダイエット

肥満に関する遺伝子多型は40種類以上あると言われています.

どの遺伝子に変異があるかで肥満のタイプが変わります.そのタイプに合わせたダイエット方法をしないと効果的にボディメイクは出来ません.

 

 

特に肥満要因の一つであると考えられている,内臓脂肪型肥満の遺伝因子のβ3AR遺伝子皮下脂肪型肥満の遺伝因子のUCP1遺伝子の多型が知られています.

 

 

運動 有酸素運動 ダイエット

β3AR遺伝子の働きは,カテコールアミン/アドレナリンを細胞内に取り込み細胞内の脂肪分解の命令信号を発して,褐色脂肪組織での熱賛成によるエネルギー消費,白色脂肪組織での脂肪分解による体脂肪量減少に関与しています.これが変異した多型では,糖代謝が低下し褐色脂肪組織での熱産生によるエネルギー消費が低下することになります.ちなみに,日本人の39%がこのタイプだと言われています.この変異がある人は日常の糖代謝が,約200kcal減少します.脂肪にすると1日に22g節約されること(一か月で600gずつ脂肪が蓄積する計算)になり肥りやすいのです.

 

難しい単語がありましたが,こういう人は,『糖代謝が低下しているので糖質の過剰摂取に注意して,内臓脂肪の燃焼を高めるために有酸素運動を取り入れる』必要があります.

 

 

トレーニング 筋力 ダイエット

褐色脂肪細胞はミトコンドリア内に熱産生タンパク遺伝子UCP1を含んでおり,脂肪が効率的に燃焼される.変異により脂質代謝が低下し皮下脂肪型肥満の原因となります.この多型を持つタイプの人は,基礎代謝が低下して皮下脂肪が蓄積されるため,基礎代謝の改善に筋肉量を増やす必要があることになります.

日本人女性でUCP1不活性型の人は,基礎代謝が1日に100kcal低下するため,食事指導に対する減量効果が鈍くなります.

 

食事を制限してもなかなか痩せないという人は特に,筋肉を付けることが確実なダイエットの近道という事になります.心あたりのある人は,筋力トレーニングから開始するのが良い方法です.

 

 

どういう方法が‘結果にコミット’できるのか考えて行えると,おのずとトレーニング方法は見えてくるかもしれませんね.

 

 

*このコラムは,「油脂悪玉説の原点を検証する」 日比野英彦 脂質栄養学 17.1, 49-66.2008. を参考にしています.

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